ギランバレー症候群 〜 健康情報・症候群サーチ

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●ギラン・バレー症候群とは
 ギラン・バレー症候群とは、急性炎症性脱髄性多発神経根炎(AIDP)とも言われており、筋肉を動かす運動神経が傷害されて、両手両足に力が入らなくなる病気です。
 あらゆる年代に発症しますが、20〜30代、60〜70代に発症者が多いと言われています。
 ギラン・バレー症候群は稀な病気であり、年間の発病率は10万人当たり1〜2人程度とされます。
 約2/3の患者さんが、発病の1〜2週前に風邪をひいたり下痢をしたりしています。
 手足のマヒの程度は発病してから1〜2週以内にもっともひどくなり、重症の場合には呼吸もできなくなります。
 手や足の先が痺れたり、感覚が鈍くなったり、筋力が低下、筋肉が萎縮し始めます。これらの症状は、四肢の末端からしだいに全身に広がります。
 ギラン・バレー症候群は、急速に筋力が低下する急性型と筋力低下が徐々に起こる慢性型の2つのタイプに分かれます。
 現在のところ、はっきりとした原因はわかっていませんが、風邪をひいたり下痢をしたりした際に、血液中にできる「抗体」が誤って自分の運動神経を攻撃するような「自己抗体」ができ、その「自己抗体」が運動神経の機狽障害して手足の筋肉が動かなくなる、という機序が明らかにされつつあります。
 洛繧ヘ比較的良好で、30%の人は一年以内に完全回復するようですが、完全回復したと思われても、持久力の低下が見られる人が多いようです。



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●ギラン・バレー症候群の治療法
 ギラン・バレー症候群の治療法としては、以下のような方法があります。
 「免疫グロブリン療法」
 免疫グロブリンを大量投与します。機迫後の改善のため、現在では早期から投与することが推奨されています・
 「血漿交換」
 血液中の有毒物質をフィルターで取り除きます。
 ※日本の健康保険の範囲内で治療を受けられるのは現在、単純血漿交換療法だけです。
 その他、ステロイドは有効性が証明されておらず、病気を悪化させることもあるため、今では使用されていません。
 尚、急性型のギラン・バレー症候群は、急速に悪化するために緊急治療が必要で、ただちに入院して治療を受ける必要があります。
 適切な治療を開始するのが早いほど、良好な治療結果が期待できます。
 また、関節と筋肉の機狽維持するため、理学療法がただちに開始されます。
 また、5〜10%の人は、呼吸をコントロールしている筋肉が非常に弱くなるため、人工呼吸器が必要になります。
 租借するための筋肉も筋力低下が起こることがある、約10%の人は静脈栄養や腹壁を通して胃に栄養を送るチューブが必要になります。

●ギラン・バレー症候群
ギラン・バレー症候群という病名は、1916年にこの疾患を報告したフランスの内科医ギランとバレーからつけられました。ギラン・バレー症候群は稀な疾患であり、年間の発病率は5万人に1人程度、女優の大原麗子がかかったことで有名になりました。
ギラン・バレー症候群は、免疫系の疾患で手足が急に動かなくなってしまい、その後麻痺部分が体の中心部に広がっていきます。ひどい時には呼吸もできなくなってしまい、症状のピークは2週間といわれます。早期のうちに治療を受けることが重要です。
ギラン・バレー症候群は、神経内科系疾患の中では完治しやすい病気といわれています。ピークの2週間を過ぎると、体の中心部の麻痺から回復していきます。完治に1ヶ月くらいかかる人もいれば、1年以上かかる人もおり、残念ながら完治しないケースもあります。
有髄神経の国「としては、電気的な興奮を伝える軸索(じくさく)が中心にあり、軸索の周囲を絶縁体である髄鞘(ずいしょう)が覆っているわけですが、ギラン・バレー症候群のタイプとして、髄鞘が傷害されるタイプは完治しやすく、軸索そのものが傷害されるタイプと両者が傷害される混合タイプは完治しづらいということが確認されています。

●ギラン・バレー症候群
ギラン・バレー症候群の原因は、風邪をひいたり下痢をしたりした際にできる抗体が、「自己抗体」(自分の運動神経を誤って攻撃してしまう抗体)となってしまうことにあるようです。この自己抗体が、自分の末梢神経を攻撃し続けることによって、手足等が動かなくなってしまうと考えられています。
ギラン・バレー症候群に対する蘭h策はないといわれています。しかし、ギラン・バレー症候群にかかり回復した患者さんの中には、「過度の疲労やストレスを避け、バランスのとれた食事や休養、前向きな思考をするなど、自己免疫力を高めるよう心がけて生活することで、蘭hできる(た)のではないか」とおっしゃる方もいます。
一般に病気というものは、肉体的な症状として現れますが、わたしたちの心の状態にも大きく関係しています。わたしたちの体を守るはずの抗体が、何らかの弾みで自分を「攻撃」するようになっているのならば、なおさら心において否定的に自分を「攻撃」するのは極力避けて、前向きになる方がいいでしょう。
また、ギラン・バレー症候群にかかった人は、抗体が再び誤って反応する可柏ォがあるため、インフルエンザ・ワクチンの接種は避けた方がよいといわれています。

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